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走ることについて語るときに僕の語ること/村上春樹
村上春樹の人となりがよく伝わってくる本だ。彼の小説に登場するクールな主人公に魅力を感じていたけど、こういう本を読むとやっぱり主人公は村上春樹本人に繋がっているなあと思う。私はスポーツになんら縁がないので走ることについて共感というわけにはいかないけど、その粘り強い性格に感心するばかりだ。自分に向き合い、考え、何かを少しづつ積み重ねていきたいって思わせてくれる。村上春樹が自分のことをこれまでになく語ってくれ彼の信念が伝わってくる。素晴らしい言葉ばかりだ。文庫本になったら買いの1冊だ。

(本文より)
◇僕が僕であって、誰か別の人間でないことは、僕にとってひとつの重要な資産なのだ。心の受ける生傷は、そのような人間の自立性が世界に向かって支払わなくてはならない当然の代価である。

◇腹が立ったらそのぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を磨けばいい。そう考えて生きてきた。黙って呑み込めるものは、そっくりそのまま自分の中に呑み込み、それを(できるだけ姿かたちを大きく変えて)小説という容物(いれもの)の中に、物語の一部として放出するようにととめてきた。

◇僕の人生にとってもっとも重要な人間関係(リレーションシップ)とは、特定の誰かとのあいだというよりは、不特定多数の読者とのあいだに築かれるべきものだった。
・・・読者の顔は直接見えないし、それはある意味ではコンセプチュアルな人間関係である。しかし僕は一貫して、そのような目には見えない「観念的な」関係を、自分にとってもっとも意味あるものと定めて人生を送ってきた。
「みんなにいい顔はできない」、平ったく言えばそういうことになる。

◇もし僕の墓碑銘なんてものがあるとして、その文句を自分で選ぶことができるのなら、このように刻んでもらいたいと思う。

村上春樹
作家(そしてランナー)
1949-20**
少なくとも最後まで歩かなかった

今のところ、それが僕の望んでいることだ。

JUGEMテーマ:村上春樹


posted by ユキミカン | 18:18 | | comments(0) | trackbacks(0) |
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